たまのおいとま

めぐりあわせのおかげで海外でしばしおいとまいただくことになった会社員の冒険と発見と悟り

2020-01-01から1年間の記事一覧

本の話7「坂の上の雲」

最近、何年も読みかけだった長編小説をいくつか読み終わることができました。 その中の一つが、司馬遼太郎さんの「坂の上の雲」です。 私はこの小説を本当に面白く感じました。 なぜ面白かったのか考えてみると、それは、今とは時代背景が全然違うのに、そこ…

Switchの素晴らしさ

最近、何やら真面目で意識高すぎるようなことばかり書いて疲れたので、今日は羞恥心を捨て、愛するゲームについて熱く語りたいと思います。 昨年末、ついにSwitchに手を出してしまいまして・・・!! いや、また一段と素晴らしい時代になってしまいましたな…

本の話6「アルジャーノンに花束を」

今日書くのは、ダニエル・キイスさんの「アルジャーノンに花束を」です。 (ネタバレあるので要注意!) ドラマ化されておなじみかもしれません。 私は、ドラマは見ていなかったので、今回本で読んだのが初めてでした。 読んだ後、主人公のチャーリイのこと…

恩返しの話

今まで、恩返しをするというのは、もらったものをそのまま返すことだと考えてきたように思います。 でも最近、それは違うのかもしれないと思い始めました。 というのも、これまでの人生で、私にたくさんのものをもらったのにまるで返せていないと思う相手は…

語学の突破口らしきもの

正直、英語も満足に話せないのに、第二外国語を真面目に勉強するなんてばかげていると思っていました。 英語すら話せないのに、他の言語が話せるようになるわけがないし、英語はもうかれこれ20年は勉強しているのにできないんだから、他の言語にはまた20年を…

楽しい努力の仕方 9 ―優先順位をつける― <後編>

そもそもなぜ時間を減らそうと思ったかというと、そのままの状態では自分が毎日の自分の気持ちに合わせて、次に何をするか、どれだけ時間をかけるか自由に選べないことに気づいたからです。 そのとき私の10時間は、どうしても動かせない現地語の授業3時間の…

楽しい努力の仕方 8 ―優先順位をつける― <前編>

時間を測ることで気づいたことは、まだ他にもありました。 それは、優先順位をつけるというのはどういうことか、という問題です。 これも当たり前のようで難しい、今まで私がよく分かっていなかったことです。 一日の時間の総量と、個々の行動にかけている時…

楽しい努力の仕方 7 ―時間の限界を知る―

時間を測るようになって、自分に与えられた時間には限りがあるという、これまた当たり前の、でも、これまで一度も心から理解できていなかったことを、初めて心の底から納得することができました。 そして、悔いなく時間を過ごす上で一番大切なのは、真剣に考…

楽しい努力の仕方 6 ―時間を制限する― <後編>

ただ最初は、時間を測ることに抵抗感もありました。 どんなに集中していて、気分が乗ってきていたとしても、時間が来ればやめてしまうというのはもったいない気もしたのです。 私がどうやったら良い習慣をつけられるのか、と最初に考え始めたのはもうかれこ…

楽しい努力の仕方 5 ―時間を制限する― <前編>

飽きないで続けるために大事だと思ったことは、大きく2つあります。 1つは同じことを続けて長くやらないこと、もう1つはいつでも、その時々の自分の気持ちや意志を尊重して、自分の時間の使い方を意識して選び直すことです。 そして、これらのことは、3段階…

楽しい努力の仕方 4

昨年からずっと、自分が楽しく感じられる状態を維持したままで、 何かを身につけるために物事を続けるにはどうしたらいいか考えています。 この3か月くらい、ずっとああでもないこうでもない、といろいろ試していて、今もまだ、完全にできるようになったわけ…

質問のススメ <後編>

いざ質問しようと思っても、実際には結構難しいと思います。 質問するたった数分の間、その場の全員の注目がぐっと集まるような感じがして、それなりに回数を重ねた今でも私はその瞬間が苦手です。 実際、講師や先生が話している間よりも、多くの人が集中し…

質問のススメ <前編>

今日は、現地語を習い始めて改めて思ったことを書いてみます。 何かを頭に入れたいと思ったときに、 質問をするということが、どれだけ効率の良い方法か、ということです。 私は、新入社員の時に質問しなくて叱られ、悔しさを覚えてからというもの 研修とい…

本の話 5「シャネルの真実」

最近私は自分が、関わった人たちの人柄や行動が具体的に描かれた、 歴史上の出来事についての本が好きなことに気づきました。 とすれば、伝記のような本なら自分の好みに合う確率が高いのかも、と思い始め、 手に取ってみたのが、今日取り上げる山口昌子さん…

たま、帰る <後編>

たま一時帰国の感想、最終回です。 ⑦短期間でも少しずついろいろ変わってきている オリンピックのせいもあるのか、電車の車両が新しくなっているのをよく見かけました。 そして、その車窓からは新しい競技場が見えたり、駅が綺麗になってたり、渋谷に謎の面…

たま、帰る <中編>

さて、たま一時帰国の感想、途中シリアスな妄想に思いをはせてみた(?)中編です。 ⑤たくさん人がいるのに、みんなが自分に集中している 人はとにかく、本当に多いですね。大都市だからかもしれませんが・・・ でもそんなに多いにも関わらず、満員電車に涼…

たま、帰る <前編>

さて先日、しばし、おいとまのおいとまをいただき、日本に帰っていました。 今日はその時に感じたことを書いてみます。 おいとま生活を始めてまだ数か月なので、友達に会っても、職場に顔を出しても、すごく久しぶり!という感じはあまりありませんでした。 …

明けましたな

明けましておめでとうございます! と言っても、もう明けて早一週間ですね。。 うわあ、前の記事11月だ!ブログ自体、すっかりご無沙汰しておりました。 やめたと見せかけてやめてませんよ~!!(なぜ見せかけた) もちろん、ブログのアクセス数は更新頻度…