楽しい努力の仕方3
質問をしても目立たない雰囲気に慣れてきて、最近は私も質問するようになりました。
英語で疑問文を作るのが苦手なので、あんまり綺麗に質問できた試しがないのですが、先生はちゃんと察して答えてくれます。
この間は、こういう場合はこうで、こういう場合はこうしたらいいの?というような複雑なことを聞こうとして、案の定文章がぐっちゃぐちゃになりました。
でも、そういう時には、自然とまわりの友達が「彼女が言いたいのはこうじゃないかな」というような感じで話に入ってきて手伝ってくれます。
クラスでは、私のように単に英語ができない人だけではなく、英語が母国語の人でも、時々うまく聞きたいことを説明できなくて困っていることがあります。
そういう時も、同じようにクラスメートが一緒になって手伝います。
そういう空気に触れて、学友というのはこういうことを言うんだな、と分かりました。
これまで、一緒に勉強すると言っても、ただ横に並んで座って勉強自体はそれぞれが個々にやっている、ということがほとんどでした。
でも、ここではどれだけ授業の進みが早くても、いつも隣に、
分からない悩みも、分かった喜びも一緒に共有できる人たちがいます。
それだけで不思議と心強いものだなあ、と思いました。
正直、私は未だに、母国語以外の言葉を問題なく話せるようになるビジョンが見えません。
いくら勉強しても、瞬時に適切な言葉を適切な語順で口から出てこないし、
スピードが速すぎて全然何て言ったか聞き取れないことが多々あるし・・・
でも、今のクラスは、ほぼ全員英語が母国語でない人ばかりです。
その人たちが、普通に英語で(猛スピードで)会話しているところを聞いていると、それだけで、
いつかは自分も英語が話せるようになるのかもしれない、
今習っている現地語も、何とかなる日が来るかもしれない、と思えます。
そういう意味でも、良い人たちと巡り合って一緒に勉強できて有難いなあ~
と、思ったのも束の間、先日クラスメートの話を聞いていると、
彼らはうっかり母国語のつもりで英語を話していて、家族に止められることがあるらしいです。
その話に2人も分かる分かる、とうなずいていた・・・!
え、そんなことってある??
さらには、授業中、うっかり母国語で質問し、「あ、ごめん今の英語じゃなかったわ」と言ったクラスメートがいて、
それはもうびっくりしました笑
全員、よく考えるとヨーロッパ系の言語が母語の人たちなのですが、
もしかして言葉を紡ぎ出す発想が似てたりするのかも?
てことは、やっぱり日本人は圧倒的に不利なのでは・・・??
まあ、それはともあれ、何かを続けるときには、友達が力になってくれる・・・はず!