たまのおいとま

めぐりあわせのおかげで海外でしばしおいとまいただくことになった会社員の冒険と発見と悟り

ドラマの話「カムカムエヴリバディ」④

語学の勉強も、楽しんでやろうとすると、ものすごーく学びがゆっくりになります。

毎日勉強するなんて無理で、気が向いたとき、時間があるときにしかできません。

 

でも、楽しまないと続かない。

楽しんでやれる範囲でやっていて、本当に身になるのか、そうやって焦る気持ちが芽生えます。

 

だけど今は、まず目の前の一瞬一瞬を精一杯、楽しんでやることが何よりも大事だと思います。

スピード違反のスピードを出して、1位を取れたとしても、そのスピードを出している間、自分が疲弊し、何も楽しめないでいるなら、その1位に何の意味があるのでしょうか。

 

今が常に、未来を目的にしているような人生なんて虚しい。

今を今として楽しんだとしても、ちゃんと望む未来は来る、そう信じて100年の気持ちで過ごせたら、たぶんそれが結果的に一番実りある生き方なのだ、そういうことを伝えてくれたドラマだったのではないかと思います。

                              つづく