完璧主義の出口 ④
完璧主義が極限まで行けば、多分自殺したくなるほどに自分を追い詰めてしまうだろうということも、それ自体理由になりますし、自殺まで行かなくても、ずっと満足というものを知らずに生きていく未来を想像して暗い気持ちになるのでも十分だと思います。
その考えに至るまでには時間がかかるかもしれないし、何度もそんなことはない、と自分が抵抗するかもしれません。
でも、その度に、いや、完璧主義を抜け出すことには、こんな理由がある、あんな理由もある、と同じだけ自分に言い返す癖をつけるんです。
実際この方法で私は、香港で少し完璧主義を脱出できた気がしています。
最近このブログを再開し、なんと毎日更新しているのがその証です。
前は、書いた記事は、徹底的に推敲に推敲を重ね、これでいいと思ったものを、必ず書いた後1日置いてまた推敲し、自分の納得のいくところで区切ってようやく載せるということをしていました。
でも、結局それは続かなくなってしまいました。
更新の頻度も低いし、書くのは好きなのに、負担感が大きかったです。
今は、もう、そういうのいいかなと!
もちろん、自分が出す時点で納得できる文章を出すのは変わらないのですが、きっと読む方も、まとめて読む時だってあるだろうと、Wordの1ページずつ、機械的に切って載せることにしました。
今までは完全に一つ書き終わるまでその文章を載せることはありませんでしたが、書きながら同時並行で載せることも自分に許すことにしました。
「人と働くときに大切なこと」を読んでいただくと分かるのですが、途中で前に書いた項目の2つが大体同じことだったわ、など書いているところがあります。それは後の文章を書く前に、項目を羅列した1つ目の文章を出してしまっていたからです。
つづく