ボランティアの話 ⑧
そうそう、あと最後に、最初に少し書いた、ボランティアをするときの心持ちについて話したいと思います。
誰かのためにという気持ちが本当に必要なのか、自分のためにやるのはボランティアじゃないのかという話です。
これは何も、ボランティアに限ったことではありません。
国同士の国際協力だってそうだし、NGOやNPOの仕事だってそうだし、卑近なところでは、労働組合の執行委員になって活動することもそうです。(労働組合は有償の場合もあるけれど)
私がそれらの活動全般に対して、どれも、誰かのためにという気持ちなんてなくていいと思っています。
まずは自分を満たすことを優先して、その上で満ち足りて溢れたものを人と分け合うような気持ちでいなければ続かないし、続かなければ本当の意味で相手の役には立たないからです。
私は割と学生の頃から、誰かの役に立ちたい、社会に貢献したい、という気持ちが強い方だったのですが、そのあまり、自分をないがしろにしてしまうことが多かった気がします。
社会人になってもそれは同じで、自分がやりたいと思えば、サービス残業も苦にならず、何度も燃え尽きては心や身体の調子を崩したりしていました。
でも、そんなときに夫が言いました。
誰かに何かをできるのって、自分を満たしてからだと思うんだよね。
なんとー!そんな考え方あるのか!と最初は驚きました。
(例によって、夫が正確には何と言ったか、何の話の流れだったのかは全然覚えていません。。あしからず)
つづく