たまのおいとま

めぐりあわせのおかげで海外でしばしおいとまいただくことになった会社員の冒険と発見と悟り

中国語のすすめ ①

香港で中国語を習ってみて、教えられ方が良かったのか、今は英語より中国語の方がずっと自信を持って話せます。

単純計算では、中国語はわずか英語の4分の1くらいの時間しかかけていないのにと思うと、本当に不思議です。

 

一つは、自信を持って話せる、というのが必ずしもその言語についての知識が豊富だということだと思っていないからというのもあります。

 

自信と言っていますが、たぶんそれは安心感に近いと思います。

間違っても構わない空気を自分が作れること、上手く話せないことが人間関係の崩壊にはつながらない(相手を怒らせたり、気まずくなったりしない)ということ、に対して信じている状態なのだと思います。

 

本来、外国語を頑張って話している人に対して、うまく言えないことや、ちょっと表現が悪いことに対して怒る人の方が人生に余裕がないのだと思いますし、実際にそういう人はごくわずかでそんな人に当たるのは不運だっただけなのだと思います。

 

でも、問題は、自分がそう思えているかどうか、です。

 

相手がどんなにおおらかな人だったとしても、自分が自分に対して、安心感を抱いていなければ、関係ありません。

なぜなら、自分のことで頭がいっぱいで、相手の様子や態度など、何も見えていないからです。

 

こう書いてみると、ただ、外国語に対する心の持ちようだと思うのに、私にとって中国語を話すときに感じる気持ちと、英語を話すときに感じる気持ちは違うから不思議です。

 

どうしてか考えてみると3つくらい浮かびました。

                                                                                                                  つづく