AIと仕事する未来 ⑦
できればこんなストレスフルな未来がやってくる前に経理の仕事からおさらばしたいと思った矢先、さらなる妄想が・・・
とある部署の管理職が、AIが行った財務分析の結果を見て疑問が出てきてAIに問い合わせたとしたら・・・
「○○の指標の分析所感として~事業の人件費の見直しとその方法が上げられているけど、これは現実的ではないのではないか」
「○○の市場規模を見ると極めて現実的です」
「いや、でも○○市場には○○社という競合がいて、その影響力は考えられているのか」
「○○社は現在人員構成が○○になっており、わが社の○○に比べて新しいアイディアの創出可能性が低く・・・」
「(それはあくまで確率の問題で、できるかどうかは社内の雰囲気や若手の育成状況とかいろいろ数値化できない要因が絡んでくるんだけど、それを言い合っても、この感覚がAIには理解できないんだろうな・・・)」
「そもそもわが社は○○年にも80%の確率でこの方針を取るべきであり、分析所感にも記載されていたにも関わらず、その方針は取られず・・・」
「(あ、怒り始めた)」
「その要因は私の分析では○○部の部長の職務経験の中に○○がないためで・・・」
「(いやそれ私だし、余計なお世話だし、ちょっとオブラートに包もうか)」
「この点○○部の部長は○○の優位点がありますが、○○年の人事異動の際・・・」
「(あ、それたぶんオフレコだけど書いちゃってる・・・)」
こ、こんな未来嫌すぎる!!
これ以上やると星新一の小説もどきが爆誕しそうなので、この辺りでやめておきます。
結局どこでどんな仕事をしていても逃げ道はないのか・・・
完