たまのおいとま

めぐりあわせのおかげで海外でしばしおいとまいただくことになった会社員の冒険と発見と悟り

中国語のすすめ ③

もちろん、話したからといっていつも上手く行かないわけではないですし、辛抱強く、冷静に、自分の信念に反する相手を受け入れてくれる人もいるかもしれません。

そしてそれができたなら、本当の国際交流と言えますし、外国人の友達と貴重な深い心の絆を結ぶこともできるかもしれません。

 

でも、そうはならないケースは多く、それを自分の英語の失敗と捉えないくらいの、英語に対する安心感・自信を得られてから挑戦すべきものなのだと思います。

 

もし自分の英語の失敗だ、と一度捉えてしまったら、その人はそれから長く、自分の英語に対する不信感に苛まれて、話せるはずの知識があることすら、きちんと話せなくなってしまうでしょう。

 

と言い切るのも、私自身に失敗体験があるからです。

 

大学生の頃、ホームステイ先のホストマザーと大喧嘩になって家を追い出されそうになったことがあります。

ホストマザーが学校に相談した(ホストマザー談)、というところまで行くという、なかなか衝撃の経験でした。

(結局学校からは何も言われなかったけれど、その裏で何がどうなっていたのかは知りません)

 

発端はつまらないことでした。ホームステイ先はイギリスでしたが、乾燥して、夏でも涼しい地方で、到着後に洗濯は1週間に1回、という決まりだと言われました。

 

1週間分くらいの服は持っていて、多少ズレた分くらいもまあ何とかすればよいし、最初は特に何も言わなかったのですが、その時の私は若くて、心の交流を求めてホームステイに来ていました笑

 

その家では今までアジアからの学生を受け入れたことがなく、高温多湿で、毎日服を着替えることが当たり前の地域から来る学生は少なく、もしかするとこれもある意味文化の違いなのかもしれない、これから来る学生の事を思えば、事前に伝えておいた方が良いと思う、ということは伝えておいた方が良いんじゃないか・・・

                                つづく