たまのおいとま

めぐりあわせのおかげで海外でしばしおいとまいただくことになった会社員の冒険と発見と悟り

他人から求められるものと自分に求めるもの ⑦

そう思うと自分は、どちらかというとこれまで、自分の求めるもの優先の、社員生活を送ってきたかもしれない、とちょっと反省しました。

 

ここ2年くらいはその代償かと思うくらい、心が死に、目が灰色になるのをどうやって阻止するか毎日考える、他人に求められることだけをやり続ける生活でしたが、最初の頃の2、3年の幸せな時代の揺り戻しだったのかなあとも思います。

 

と思いつつも、幸せとはいえ耐えてやったこともあったか、と思うと、反省ではなく、ちょっと反省くらいのレベルにとどまるのですが笑

 

今日こうして新しい視野を得て、これまで理不尽に思えていたいろいろなことを合理的に理解できるようになり、前より受け止められるようになった気がします。そして、これまで理解できなかった昔もらった言葉が少し理解できるようになった気がして嬉しいです。

 

どうしてこれまでその職場の人や、その先輩の言葉を消化できなかったのか考えると、たぶん、それは、傲慢になること、自分のことを実態以上に大したものだと誤認することと、どう違うんだろう、どう見分けをつけるんだろう、と多分そこが分からなかったのだと思います。

 

今は、それとの違いが少し分かった気がしていて、たぶんそれは、相手にとって自分にどんな利用価値があるのか、どんな存在意義があるのか、ということを冷静に考えることであって、ただ漠然と自分がすごいと思われている、程度の感覚じゃないということなのだと思います。

 

これからは、これまでよりも、相手が自分に望むもの・求めるものを意識した上で、自分の望むものに照らして目の前の一つ一つのことを判断するようにしてみようと思います。

                             つづく