たまのおいとま

めぐりあわせのおかげで海外でしばしおいとまいただくことになった会社員の冒険と発見と悟り

逆境を前向きに考える方法 ⑤

子供の遊び方に似ているかもしれません。

小さい頃、ブランコや砂場、シーソーなど決まりきった遊具しかない公園が、ちょっとした木陰とか、隠れられそうな斜面とか、そういうものがあるだけで無限に楽しみ方が広がったように、結局は何を持っているかではなく、どうやって活用するか、というところにかかっているのだと思います。

 

子供のとき、ブランコに二人乗りして、立っている人が何かストーリーを考えて話しながら、ときどき、がたんとブランコを揺らして遊ぶのが大好きでした。

怪獣が現れたー!がったーん!みたいな感じです。(雑)

 

でもそれだけでただ二人乗りすることが無限に楽しかったし、今日は誰がどんな話をしてくれるのか、考えるだけで楽しみでした。

 

この「縛りプレイ」の考え方を逆境を前向きに捉えるために応用できると思いました。

そして、師匠をそばで見ていると、実際にそういう心持ちなんだなと実感しました。

 

例えば、逆境がコロナだとして、今回の縛り条件はこんな感じです。

・レストランや映画、ライブ、国内旅行には行ってもいいが、お店の衛生管理状態、一緒に行く人数、滞在時間によっては感染の可能性がある

・マスクを取って外を歩くことはほぼできない

・海外にはほぼ行けない

・在宅仕事が多い

・イベントがなくなったり、お気に入りのお店が閉店していたりする

 

まだ他にもいろいろあるでしょうが、とりあえずこんな感じだとすると、次に、その条件を嘆くのではなくて、その条件を動かさない状態で、今この瞬間の人生を楽しみ、自分を満足させるにはどうしたらいいのかいろいろ考えて工夫します。

                             つづく