たまのおいとま

めぐりあわせのおかげで海外でしばしおいとまいただくことになった会社員の冒険と発見と悟り

人と働くときに大切なこと③

誰かが正しいと思っていることは、誰かにとって正しくないということが往々にして起こるし、それが当たり前です。

 

でも大事なことは、その、同時に別の「もっともな理由」を持っている人たちがいろんなことを感じながら生きているということを、認識できているかどうかです。

このことを忘れて、上司が思ったように部下が動かないことに対して、部下の持っている感情の連なりの存在を無視した言動や行動をする人がいます。

 

もっと具体的に言えば、怒鳴る、自分の持っている力を使って圧をかける、可愛くふるまってごまかす、相手の話を聞かない、決めつける、といったことです。

 

このこと自体が人の気持ちを考えていない、ということですが、そもそも、その上司たちにとって、部下の情報が圧倒的に足りないことが多いのだと思います。

基本的に毎日自分の仕事にかかりきりで、自分のタスクの一部として部下と向き合う時間を取っているのでは、部下の特定の行動や、特定の判断しか見えていない状態です。

 

もちろん、普段から自分の仕事をしながら、部下の様子や重要そうなことだけでも分かっている、というのが理想です。でも、それはなかなか難しいかもしれない。上司も誰かの部下で、その上司の仕事の投げ方が下手だと上司自身も自分の部下と同じ辛さを味わっていることがあるかもしれないからです、

 

でも、問題は見えていないことではなく、見えていないのだ自覚していないことです。

自覚していれば、部下の動きが自分の思っていたものと違う、と気づいた段階で、もっと情報を集めるはずだし、部下の話を聞くはずです。

それを聞くこともなく、自分の世界から見えた相手のこと、自分の感情だけをぶつけるのは間違いだということです。

 

次に②自分を尊重するのと同じように、人のことを尊重する

こう書いてみると①と②はほぼ同じ内容でした、すみません><

                               つづく