たまのおいとま

めぐりあわせのおかげで海外でしばしおいとまいただくことになった会社員の冒険と発見と悟り

完璧主義の出口 ⑬

師匠と一緒に過ごして、そういうことに気づき、師匠の真似をして、ちょっとでも心の動いたことに手を出すことを繰り返しました。

そうやっているうちに、思ったよりたくさんの、成功体験を積めることに気づきました。

振り返れば、純粋な失敗と思うことは何もなくて、ちょっとこの部分残念だったけど、やらないよりはやってみて良かった、得るものがあったな、と思うことしかありませんでした。

 

自分で自分の行動を監視しているようだった自分はいつの間にか影が薄くなっていて、無邪気な子どものような目をした自分が残っていました。

キラキラして、次はあれをやってみよう、これをやってみよう、この間やったあれは面白かったからまた続けてみよう、そんな気持ちで生活することができるようになっていました。

 

確かに、毎日決めたことを、決まったようにやっていく方が積み重ねるものが多いように見えるかもしれません。

でも、1年とか、長いスパンで考えると、結局、その時心が動いたことをやる方が、大きな成果があるような気がするのです。

まだ実証できていませんが、このブログがどこまで続くかを見ていてください!なんて笑

 

そして、成果とかそれよりなにより、今この瞬間が楽しい、と思えることが大事なのだと思います。

もちろん、いろんな制約はあるでしょうが、その範囲の中で、できることでやりたいことを探し、実際にやっていく、そういう積み重ね自体が楽しいし、人生なのだと思います。

 

そういう毎日が、自分を想像したこともないような楽しい未来に連れて行ってくれる、と心から感じて、完璧主義より絶対そっちの方がいい!と思いました。

そして、実際、気づいたら完璧主義な自分からは離脱していました。

                                つづく