完璧主義の出口 ⑥
無理せず行けるところまで行って、どうしても書けない時には自然に任せてまた休もうと思っています。
これと同じことが、ブログ以外でも、いろんな行動をするときにできるようになってきているのを感じています。
例えば前は、好きなゲームでも手芸でも読書でも、一つのことを続けるのは苦手で、すぐに飽きては他の種類のことに手を出すというのを繰り返していましたが、今は一つのことを決まった一つのやり方でやるのではなくて、その時々の自分の気持ちや興味に応じて自分を楽しませるやり方を自分で考えて探すようになりました。
そうすると同じ一つのことでも楽しいと思って続けられる時間が長くなりました。
試行錯誤する手間を忌避せず、失敗を恐れなくなったから得られた豊かさ、ちょっとしたチャンスから面白いと思えるものを見つける確率の高さや、自分が伸び伸びしている感じ、があるのを感じます。
関係ないように見えるかもしれませんが、近くにたくさん、人に自信を持って勧められるお気に入りのカフェができました。それも、完璧主義から逃れられた結果だと思っています。
今までは自分で勝手に決めつけて行動しないことが多かったですが、今はとりあえず行ってみてから考えよう、と思い、実際にそうするようになりました。
仕事も同じで、短い時間でよりたくさんの、本当に必要なことからとにかくまず時間内に終わらせるということができるようになった気がします。
もともと、私が完璧主義を脱出しなければいけない、と思ったのは、仕事で出会った尊敬する人の言葉でした。
その方はいつも、私の行動をよく見ていてくださって、必要な時に、必要なことを言ってくれます。
つづく