たまのおいとま

めぐりあわせのおかげで海外でしばしおいとまいただくことになった会社員の冒険と発見と悟り

中国語のすすめ ⑧

どういうことかというと、例えば、英語や中国語でこれまで話したことのないことを話すとき、知らない単語が当然出てきます。

 

口内炎ができて痛いんだよね、と話したいと思った時、「口内炎」という単語が分からなかったらどうするかということです。

 

日本語でもし口内炎という単語をド忘れしたらどうするかというと、こう言うでしょう。

あの、舌をかんだときとかにできて、触ると痛くて、食べたり飲んだりするとつらいけど、時間が経てば良くなる、そんなに重症じゃないやつ!なんて言うんだっけ・・・

 

これを私は、中国語では割とどんな単語でもできるけど、英語ではできないことの方が多い、と感じていて、それが安心感の有無につながっていると思います。

 

それができるかどうかは、簡単な単語をどれだけ使いこなせるか、習熟しているかということなのだと思います。

 

時制の正しい使い方、文章の構成、肯定文と否定文、関係代名詞、、そういう基本的な文法も分かっていないと説明はできません。

 

英語だってたくさんこうしたことを勉強してきたと思うのですが、難しい単語もたくさん知っている反面、簡単な単語は知っているけど、ありとあらゆる状況で使えるか、というとそこまででもない、というのが現状です。

 

言語は勉強することが多すぎます。日本語だって、全部知っているか、というとそうでもないし、知らない言葉もあると思います。

 

でも、小学生だって日常会話はできます。

それはなぜかと言えば、人間は生まれた時から、自然と優先順位をつけて言語を学ぶからだと思います。

                              つづく